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衛生管理

世間の常識、オートクレーブという高圧蒸気滅菌の機械です。
一応これが最強とされていますが、完璧ではないそうです。
でも、病院施設ではこれを最強としています。ただ、熱に耐えられるものはいいのですが、そうでない器具は薬液で処理します。商品名が見えてますが、フタラールという成分で最強の薬液グルタラールと同等の能力であり、毒性をかなり控えた製品です。


細かい器具、削りかすなどが流水で落とせないものは超音波洗浄機で洗います。タンパク質を分解する薬で処理します。その後オートクレーブへ。オートクレーブにかけるならただの水だけでもいいのですけど。



ハンドピース、つまり皆さんの口の中に直接触れるタービン(キーンって音がするやつ)、エンジン(電気ドリル)超音波のハンドピースなどなどもその都度専用の小型オートクレーブで滅菌してます。多くの歯科医院では使いまわされていると思います(私がこれまで勤めていたところもアルコールで拭くだけでした)。さらには、風や水をかける道具の先のノズルなどは殆ど滅菌しているところは無いと思います。



外科道具は滅菌バックに入れてオートクレーブ。これは昨今たいていのところはやっているのではないでしょうか。皆さんの目の前でこれ見よがしにベリベリと破いてさりげなくアピールしてみたり。


基本セットは滅菌できる不織布でくるんでいます。金属のトレーはガチャガチャ音がうるさいのと、保管に場所をとるのでやめました。オートクレーブにかけたら固定している紙テープの黒い縞模様が浮かび上がります。

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